引っ越して以来、押入れにばばばっと広げたまま片付けられずにいた小物類を、
秋の夜長を利用して少しずつ整理しています。
大学時代の遺物のこの関数電卓は、まだまだ使えるのでもったいないけれど
今はケータイやパソコンの電卓で事が足りるので、処分処分。
ちなみに、当時の専攻は臨床心理学だったのですが、
「心理学」って世間一般のイメージと実際のものとではだいぶ違うんですよー、
とネットの片隅で小さく主張してみる。こそっ。
たいていの人が思い浮かべるようなイメージは
「心理学」というより「精神医学」に近いです。
(と、精神医学の講義で先生が言ってました)
「心理学」は、もちろん分野とか研究題材にもよるけれど、
「生理学」の方が、より近いと思う。
実験&レポートに追われた日々は、忙しくて大変でしたが、
いろいろな体験ができて、ほんとうに楽しかったです。
本を読むだけでも知識を得ることはできるけれど、
実験や実習に立て続けに参加する機会なんて、
普通だったらあんまりないことだと思うし。
ロールシャッハなんかの有名どころも体験しましたが、
今でも時々懐かしく思い出すのは
「バファバファ」という異文化交流シミュレーションゲーム。
もしかしたら、今後これを体験する人がここにいらっしゃるかもしれないので
詳細は伏せておきますが(ググればいろいろ出てきますよ)、
「カルチャーショックって、こういうことを言うんだなぁ」
「初めて異人さんを見た日本人は、たぶんきっとこんな気持ちだったんだろうなぁ」
と、こう、深いところで理解できたような気がしました。