新名古屋交響楽団の第5回特別演奏会
「すぎやまこういち 交響組曲『ドラゴンクエスト1・2・3』より
ロト三部作ハイライト」へ
うきうきとおでかけしてきましたよ。
昨年のDQ6のもものすごーく楽しかったけれど、
一昨年のDQ5のもものすごーく楽しかったけれど、
今年も、めいっぱい楽しんできちゃいました!
はぁはぁはぁ、もう、この感動と興奮を
何からお伝えすればいいんだろう……!
ええと、昨年&一昨年の演奏会の時のメモを読んで下さった方なら
大体の雰囲気はわかって頂けると思うので、
今回はいつも以上に、思い付くままにメモしていきますよ〜!
プログラムとしては、ざっくり説明すると
前半が1&2、後半が3、という具合だったのですが、
最後に3のED曲「そして伝説へ」を聞きながら
「あっ、そういえばラーミアの曲やってない!」
と気付いて、しょんぼりしてしまったのですよね。
(開演前にプログラムをしっかり読んでいなかった私)
(だって、パンフ、それ以外のところで力が入りすぎてて
見所満載だったんだもの……!)
なので、アンコール1曲目で
「おおぞらをとぶ」(=ラーミアの曲)をやってくれたのが
もう、ほんとうにうれしくて、生演奏で聞けたこともすごくうれしくて。
そしてこのアンコール、正確には
「おおぞらをとぶ〜おおぞらに戦う」という、
新名響オリジナルメドレー(通称「大空メドレー」)だったのです。
「おおぞらに戦う」は8の曲だそうで、
ラストバトルの曲だとか何とか(うろ覚え)。
んで、私は8は未プレイなので
指揮の寺本氏(もう、てらりんってお呼びしていいですか)の
解説で初めて知ったのですが、
8にもラーミアが、違う名前で出てるんですって!
で、この「おおぞらに戦う」には、
あのラーミアのメロディーが入ってるんですよぅ!
私は今回初めてこの曲を聞いたわけですが、何これ超かっこいい……!
少し悲しげで神々しさのあるラーミアのあの名曲が
アグレッシヴにアレンジされとる……!
えーとね、例えるならばラーミアが
「ガンガンいこうぜ」とか「おれにまかせろ」になってる、
そんなイメージで、もうほんと何これかっこいい! ブヒャー!
寺本氏もコメントしてらしたけれど、
これ、何も前情報がないままプレイしていて
いきなりこの曲がかかったら、そりゃあ、たぎりますわな。
すぎやまこういち(愛を込めて敬称略)は神ですよ。
いやー、私、この曲が聞けるなら、8、ちょっとやってみようかなぁ、
という気にさえなっております。
だって、ほんとにかっこいい曲だった……!
今回演奏された曲の中では、いちばん真剣に、集中して耳を傾けていました。
初めてこの曲を聞いたのが、この迫力のある生演奏だなんて、
ものすごーく貴重な体験をしてしまいました。
ああっ、そうそう、このアンコール、
最初の、演出が凝っていておもしろかったです。
私は最初、舞台向かって左手側の扉が開けっ放しのままだったので
「え? いいの? 音響が悪くなっちゃうよ!」
とひそかに心配していたのですが、
「『やまびこの笛』を何度か吹いて、やまびこが返ってくる
(→オーブが見つかる→ラーミアの目覚め)」
という小ネタというか小芝居を挟んでからの演奏でした。
小ネタ&小芝居は、もちろんこればかりではなくて、
最初から最後まで隙あらば織り交ぜてくる感じで、
ほんとうにこの楽団のみなさんは
DQが大好きなんだなぁ、愛が溢れているなぁ、と感じます。
今回は、最初に寺本氏がメタルスライムの帽子を被って登場して
そのまま第1曲目の「Love Songさがして」の演奏が始まったのが
何というか、すごいと思いました。ぶははっ。
あと、休憩前にも、シスターが出てきたり、
転職したりレベルアップしたり冒険の書が消えたり、
演奏後には賢者ちゃんが寺本氏に花束を贈呈したり、
字だけで書くとたぶん何が何やらですが、とにかく仕込みが半端ない。
舞台上にも、スライムやらドラキーやらさまようよろいやら
ロトの盾&剣やらがさりげなく紛れ込んでいたりして、
開演前からにやにやしっぱなしでした。
パンフだって、FC版の1・2・3に合わせて
表紙の異なる3種類が配布されていたんですよー。
私がもらったのは、色合いからいって、たぶん3をモチーフにしたもの。
会場内には、3種類もらってきたお客さんの姿もちらほら見かけました。
コンプしたくなるよねー、わかるわぁ。
純粋な演奏だけでもおなかいっぱいに楽しめるのに
ここまでサービス満点な楽団が、他にあるんだろうか!
……あ、いや、すみません、他の演奏会には
ほとんど行ったことがないので正直よくわかりません。
でも、いつも、「楽しいなぁ、来てよかったなぁ」と思える演奏会です。
でもでも、どうやらここ数年続けられてきたこのDQコンサートは
今回で一旦終了、ということになったようです。えー!
そ、そうなんだ……がっくり……。
ああ、でも、5回のうち3回だけでも、この空気に触れることができてよかった。
とても幸せなひとときでした。
DQの曲はやっぱイイ!
生演奏はやっぱイイ!
新名響のみなさま、ほんとうに、ありがとうございました!