昨日はクリマへ行く前に
駅前の映画館でロマンポルノを見てきたのでした。
今、「日活100周年記念・特別企画 生きつづけるロマンポルノ」という
特集上映をやっていて、前から気になっていたのですよね。
というわけで、以下にはちょろりと感想メモを。
興味のない方や小さなお子様には、スルーしていただくことをお願いいたします。
「ピンク映画の中でも、日活ロマンポルノは女が見ても楽しめるよ☆」
と高校の頃に聞いたことがあって
(ソースは部活仲間)(あれ? 部活の顧問だったかも?)、
大人になったら見てみたい! とずっと思っていたのでした。
しかし、なかなかその機会がなくて、
すっかり成人しきった今、市内の某劇場で特集上映されると知り、
ちょっとわくわくしていたのです。
今回の、この企画は、どうも全国あちこちの映画館で
巡回している催し……なのかしら?
私が行った劇場では、上映作品が細かく日替わりになっているので、
仕事の都合もあって、作品の選択の余地もあんまりないのがちょっと残念。
午前の回の上映に紛れ込んだのですが、
最後列の座席から見える風景がいつもとは全然違って、ちょっとびっくり。
やー、だってほら、私がいつも見に行くのは
ちびっこ御用達なアニメとか特撮とか、
そうでなければ B級ファミリー映画がほとんどなので、
男性陣の後頭部ばかり眺めるのって、あんまりないんだもん!
あ、でも、女性もちらほらいらっしゃいましたよ。
それはともかく、私が見たのは
「赫(あか)い髪の女」という作品でした。
感想は、うーん、思ったほどエロくなかったー!
でも、何ていうんだろう、雰囲気はエロかったー!
い、いや、そればっかり期待していたわけではないのですが!
あと、主人公の男が土方の人で
しゃべり方もそういう、ちょっとガラが悪いというのか荒っぽい感じで、
怒鳴るような口調だったり喧嘩してたりもするので
台詞がちょっと聞き取り辛かったです、慣れていないもので。
だから、事前に公式サイトであらすじを読んでいなければ、
いまいち設定を理解できなかったかもしれない。
あとは、これまた公式サイトで得た知識ですが、
ロマンポルノではモザイク処理を避けるために
濡れ場なんかでは手前に物を置いたり影を落としたりして
うまいこと隠していたりするらしいのですよね。
私が見たこの作品でも、唐突に影がかかっていたり
ちょっと不自然に電球越しに撮っていたりして、
「あー、これかー!」と思いながら見ていました。
うーん、同じ1000円なら、銀映の方が楽しめたかなぁ。
銀映、もうなくなっちゃったけど。
そうそう、私、クリマはもともと土曜日に行く予定で
ロマンポルノもタイムスケジュールの都合上
「花芯の刺青 熟れた壺」というのを見るつもりだったのです。
でもこれ、上映劇場のスタッフブログを読んで、
やめてよかったー、と思いました。
刺青を入れるシーンが怖かったそうなので。
痛そうなのと怖いのは苦手なのです……。
余談ですが、こちらのスタッフブログが好きで、ちょくちょくチェックしています。
主に書いていらっしゃる、ゆいちゃんというスタッフさんのことは
このブログでしか知らないのですが、何だか、文面がカワイイ。
おっと、話が逸れてしまいましたが、
ロマンポルノ! ロマンポルノですよ奥さん!
スケジュール的に、もう見に行くチャンスはなさそうですが、
もっといろいろ、他の作品も見たかったなぁ。