午後いちばんに、常務から
「実は私、明日で最後ということになりました」と唐突にお話が。えええええー。
「みなさんに残業いっぱいさせといて全然お給料上がらないままで、
力になれなくて申し訳ない」
って、いや、まぁ、それはともかく、えええええー。
社長からお昼休みに辞令が下ったそうですよ。
年明け早々に、年配の大ベテランのおじいちゃんが
定時まで2時間を切った夕方に突然解雇された、あの日を思い出す。
でも、あの方はたぶん、すでに正社員ではなかったと思うから
「リストラってこういうものなのかなぁ」
という気持ちも、少しはあったのです、実は。
でも、常務は正社員だし、クレームの対応とか人事関連とか
あちこちの部署の連結を担っていた方だから、
こんなふうに突然切られることは、全然予想していなかったよ。
社長に何かと厳しく言われているのは何となく知っていたけれど。
うちの社長の営業職至上主義をどうにかしてほしい。
製作スタッフを削れるだけ削って無茶なスケジュールで仕事させて
商品の質を下げさせるようなことを平気で指示していることに
どうして気付かないのかなぁ。
と思いつつ、こちらから言う気なんて起きませんけれども。
とにかく、営業さんが誰か辞めたりするのとは違って、
製作スタッフ内で誰かが抜けると
仕事の流れを1から見直して分担を決め直さないといけないから
せめて移行期間をもっと長く設けてほしいよ。
今回も、主任が髪を振り乱しながらとりあえず方向性だけは固めて
それでしばらく様子を見ることになったけれど。
ちなみに、常務の他にも、私がいつもお世話になっている課長が
営業に異動になるとか何とか。
でも、「異動じゃなくて退職らしい」って話も流れてくるし、
えーえええー。どうなっちゃうんだよー……。