「ハートキャッチプリキュア!」

 2011/02/07 Mon

エンタメ

「ハートキャッチプリキュア!」 「ハートキャッチプリキュア!」

もう先週の話になりますが
1年間楽しく視聴していた「ハートキャッチプリキュア!」が
ついに放映終了してしまいました。
プリッキュアーはどのシリーズも初回だけはチェックしていますが
全話をきっちり見たのは、これが初めて。
終わってしまったのは淋しいけれど、
きれいにまとめながらも余韻を残した最終回で、満足感で胸がいっぱいです。

デューン様がおっきくなったー! と思っていたら
ブロッサムもおっきくなったー!
そして、ハートキャッチらしく
「食らえ、この愛!」とか「拳パンチ!」とか
おもしろ可愛くてかっこいい台詞も飛び出して
笑いつつもしみじみと感動していました。
OPと同じ構図&動きのシーンとか
何度も出てきた(ような気がする)あの丘とか、
そういうの、グッときますね。グッとね。

最後のシーンのあの女の子は、数年後のふたばちゃんかな。
実は、最初はちらっと、フラワー&ブロッサムの関係みたいに
つぼみの孫ということなのかな、と思ってしまったのですが。
まぁ、あの子が妹でも娘でも孫でも何でも、
「伝えられてゆく想い」の暗示かな、と解釈しております。
おジャ魔女のエピソードでも、孫娘が出てくるのがありましたよね。
雛祭りの、頭なでなで〜、の(すごい概略)(しかもうろ覚え)。
ああいうの、私、弱いんだよねぇ。

そうそう、いつきが女の子の制服を着ていました。似合う似合う。
伸ばしかけの髪もグーです。可愛いなぁ!
でも一人称はまだ「ぼく」だったよね。
でもでも、そこがまた可愛らしいです。

「私たちは、すごいことをしてしまった……!」のえりかも好きよ。
OP からギャグ顔炸裂な彼女は
顔の崩れ具合や動きがピカイチでした。
あと、どうでもいいけれど、そしてものすごく今さらだけれど
スーパーシルエット!の時の彼女の決めポーズって
「お控えなすって!」みたいに見えませんか。
いつもそう思っていたのは私だけでしょうか。

ああっ、そうそう、他人様のレビューを読むまで気付かなかったけれど、
「私たちは、すごいことを(以下略)」の回想シーン、
画面の左端に、見切れているものの、ゆりさんが確かにいるよね?
ラベンダー色の髪が揺れているよね?
うわわわ〜、ちょっと想像してしまいましたよ。ぶふふ。

ゆりさんは、パートナー妖精を失い
父は失踪の果てに自分をかばって亡くなり
さらには妹(というよりは自分のクローン?)をも失うという
「ハートキャッチプリキュア!」界の不幸を一身に背負った、
すごいキャラでしたね。
物語の中盤あたりやクライマックスでは
「あれ? この番組って『ムーンライトプリキュア!』だったっけ?」
とふと思ってしまうような展開でしたが、
彼女、ほんとうによくがんばったと思います。うう。
サバーク博士は、もしかしたら
こころの大樹の不思議パワーで甦ったりするのかな、
と予想もしていましたが、どうやらそんなことはなかったらしい。
ゆりさんには可哀想だけれど、でも、
これはこれできちんとしていて、好みのラストです。
一度死んだ人間が安易に生き返るような展開は
個人的にはあまり受け入れられないので。

コブラージャさんが働いているのは、
きっとえりかママのお仕事関係のお店だよ。
もしくは、もも姉のお仕事繋がりだよ。
きっと、いつかどこかで見かけることがあると思う。
あのトリオも好きだったので、元気で幸せに生きていてほしい。

「永遠」って、「ずっと変わらずにそこに在り続けるもの」でもあるけれど、
「変わり続けていくもの」でもあるよなぁ、と思う。
「ずっと受け継がれゆくもの」も、そう。
物語のラストで、こころの大樹は倒れてしまったけれど
それでもちゃんと新しい芽が出て、見守られながら育っていくところとか、
妙にじーんと来てしまいました。

ところで、「つぼみ」も「ふたば」も
無限の可能性を感じさせる、素敵な名前ですよねぇ。
今度、俺屍で火目火髪風肌の双子が生まれたら
この名前を拝借してしまおうかなぁ。ぽわわわわーん……。

何はともあれ、スタッフのみなさま、楽しい作品をありがとうございました。
春の劇場版も楽しみにしています。
行く気満々ですー!

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桜衣淑乃(SAKURAI Yoshino)
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