「チェブラーシカ」＆「くまのがっこう」

先日、「武士の家計簿」を見に行った時は、そのあとに
「チェブラーシカ」＆「くまのがっこう　ジャッキーとケイティ」
も見てきたのでした。

予告で見たドラえもんでうっかりウルッときたまま、
まずは、「くまのがっこう」を鑑賞。
原作の絵本のうちのひとつを本屋さんで偶然見つけて以来、
すっかりお気に入りのシリーズなのです。
温かみのある絵柄とほのぼのとしたお話が、とても好き。
ちょっとおませささんなところもあるジャッキーが、可愛いんだよねぇ。
11人いるおにいちゃんたちも、ひとりひとりちゃんと描き分けされていて
何というか、地味に感動します。

今回、初めてアニメ化されたわけですが
全く違和感がなくて、びっくりすると同時にうれしくなりました。
12人乗りの自転車とか、12人用のベッドとか、いいよね。
ケイティのためにがんばるジャッキーも
妹を見守るおにいちゃんたちも
彼らを見守るケイティのパパも、すごくよかった。
というか、ケイティのパパは
窯でパンを焼いたり飛行機に乗ったりして、かっこいいな！
その他いろいろ、見に行ってよかったー！
満足感でいっぱいです。

一方、「チェブラーシカ」ですが、
実は、こちらについては今までよく知らないままでした。
耳の大きい茶色いあの子は、「正体不明の不思議な生き物」だったのね。
てっきり、お猿さんなのだとばかり。
モンチッチの亜種ではなかったのかー！

こちらはパペットアニメーションでした。
1コマずつ撮って繋いで、手間をかけて作っているんだよなぁ、
と最初のうちはつい雑念まじりで見ていましたが、
いつの間にか物語に引き込まれて、そんなことは忘れてしまっていました。
サーカスの出し物やおじいさんの披露するマジックなどなど、
純粋に見ていておもしろかったし、楽しかった！

しかし、いちばんの衝撃は、彼らの暮らす町の世界観。
チェブラーシカのおともだちであるワニのゲーナは
動物園で「ワニ」として働いているという事実にびっくり。
えええー、何そのシュールな設定！　「バケツでごはん」！？
いやはや、予想外のところでひとり盛り上がってしまいました。