今月初めの、学生時代の友人知人とのクリスマス会で、
自己紹介の時に矯正のことも話しました。
そしたら、経験者(ただし治療途中でフェイドアウト)という方に
「でも、歯、きれいですよね?」と聞かれたのです。
その頃は、いちばん気にしていた前歯の出っ歯がだいぶ改善されてきて
とてもウキウキな気分だったので、
「矯正が必要なほど、歯並び悪くないですよね?」という意味だと解釈して
「最近やっとよくなってきたんですよー!」と答えたのですが、
もしかしたら、あの不思議そうな顔の彼女は
「矯正装置、ついてないですよね?」と疑問に思っていたのかもしれない。
私は舌側矯正なので、
大口を開けたりしない限りは、表側からは装置が全く見えないので。
彼女が小学生の頃は、従来の表側につける装置が主流で、
今でも、舌側矯正ってあまり知られていないらしいし、
かくいう私も、少し前までは知りませんでした。
うーん、もしかしたらトンチンカンな返答をしてしまっていたのかも。
もう1人の経験者(同じく、治療途中でフェイドアウト)の後輩とは、
家が近所なので矯正のことをたくさん話したり聞いたりできたけれど、
こちらの彼女とは、その後すぐに仕事の話で盛り上がって
それきりだったもんなぁ。
まぁ、向こうはもう矯正のことなんて興味はないかもしれませんが。
表からあの銀ピカの装置が見えるのに抵抗があって、
治療を勧められても知らないふりをしたり迷い続けていたので、
見えない矯正治療のことを知ってからは
気持ちが前向きに切り替わって、今に至ります。
そして、私の場合、
時期によっては話し方にけっこう影響が出たのと
食べるのが遅くなったり歯磨きをきちんとしたいのとで、
一緒にご飯に食べるような仲の方々(友人や職場の女性陣)には、
自分から矯正のことを伝えています。
それに何より、初めて&たぶん一生に一度の矯正ライフが
辛かったりおもしろかったりすることの連続なので、
周りの未体験の方々にも話したくなっちゃう。
自分の今現在のこういう考え方を思うと、
「見えない矯正」にこだわらなくてもよかったのかもなぁ、なんて、
ちょっと思ってみたり、しています。