先日録っておいた「大人は判ってくれない」を鑑賞。
1959年のフランス映画で、モノクロの作品です。
たぶんものすごく有名で、私もタイトルだけは知っていましたが、
「あっ……、こういうお話なんだ……」という感想。
親に愛されず、学校でも問題を起こし、
ついには少年鑑別所に入れられてしまう主人公。
彼がそこを脱走し、ついに海へと辿り着いたところで、
物語は唐突に終わります。
「えっ、終わり? ここで? これで??」
とびっくりしたけれど、ああー、そうなのねぇ……。
いやー、何度か書いたような気もするけれど、
もうね、ほんとうにねぇ、
子どもが辛い目に遭うとか、しかも救われないままとか、
そういうの、苦手になっちゃったんだよねぇ。
まぁ、彼の場合、わかりやすく「問題児」でもあったので、
教師に嫌われるのはしょうがないというか、
あのクラスは、あの学校は、なかなか大変そうだな、
とも思ってしまいましたが、
自分の家にも居場所がないのは可哀想で……。
だからと言って、平気で盗みをしたりするのは、
やっぱりダメだと思うのだけれども。
ああ、でも、全体的な雰囲気とか、あのラストとか、
私のイメージする「フランス映画」そのものだったなぁ。
良くも悪くも切りっぱなしで鋭くて繊細、という印象でした。
