大河ドラマの「光る君へ」を、いつも楽しく見ています。
切なかったり辛かったりする時もあるけれど、
おもしろいですよねぇ。キャッキャッ!
この時代の女性たちって、歴史の表舞台にはあんまり出てこないし、
本名すら史料に残されていないことも多いと聞くけれど、
まひろちゃんの人生と史実(とされている出来事)を絡めながら、
丁寧に物語が紡がれていく感じで、こう、すごくイイ!
あと、清少納言とまひろちゃん(紫式部)がお友だち、というのも、
個人的にはとてもうれしい設定です。
よく、陽キャと陰キャだのライバルだの言われたりしますが、
「お互いに性格の差異は感じているが、通じるところもある」
というこのドラマ上の関係性が、とても好きです。
当時、公(おおやけ)ではあまり発言の場を持たなかった女性たちが、
大切な思い出を書き記すことで自己を確立したり、
さらには物語へと昇華させていくことで、
似たような喜びや悲しみをした人たちと繋がっていったのかな、
などと勝手に想像しています。
史実については相変わらず疎いままですが、
百人一首は好きで、小学校の頃に夢中になって覚えたりしたので、
当時、学研の学習まんがなどからイメージしていた平安貴族の日々を
こうしてドラマで見られるのは、とても楽しいです。
そうそう、これ、姉も見ていると言っていました。
兼業主婦で忙しいためか、
ここ数年、大河ドラマは全く見ていなかったらしいのに、
久しぶりに楽しんでいるみたいで、私もうれしいな。
そういえば、姉は「あさきゆめみし」も好きだったし、
バリバリの文系人間だったから古文・漢文も得意だったなぁ。
ちなみに今期は、朝ドラの「虎に翼」もしっかり見ているそうです。
私はこちらは、土曜の総集編的なのをちらりと見る程度なのですが、
とても評判がいいので気になっているのです。
朝ドラや大河がおもしろいと、
ほんのちょっと世の中が明るくなる気がして、いいよね。