もう1ヶ月も前のことなのに、書いたつもりで書いていなかった!
というわけで、遅ればせながら「すずめの戸締まり」展のメモ。
入ってわりとすぐのところだったと思うけれど、CMにも使われていた
「♪ル ルール ルルルールールル ルールルルルル ル……」の曲が
壁一面のスクリーンの映像と一緒に流れていて、すっかり引き込まれました。
あの曲、あの声、とても好き。
あっ、「すずめ feat.十明」という曲なのですね、貼っとこ!(↓)
全体としては、すずめちゃんたちの旅路を振り返りながら、
制作時の資料やアニメーションが完成されていく様子を見ていく、
といった内容で、
絵コンテなどに書かれたちょっとしたメモや補足なんかが興味深かったです。
あと、原画(複製だったかな)も展示されていたのですが、
それを見た小さい女の子とママさん(たぶん)が
「じょうずだねぇ!」「そうだね、上手だねぇ」
と話しているのを聞いて、ちょっとほっこりしていました。
うんうん、上手だよねぇ〜。
新海監督の作品では、空気感や光の加減の表現が特に素晴らしいなぁ、
と思っているのですが、そういう最終的な調整についても展示されていました。
ビフォーアフターの比較もあって、こんなに印象が変わるんだ! とびっくり。
すごいねぇ、おもしろいねぇ!
そうそう、草太さんが後ろ戸を閉じる時の、
祝詞(のりと)のような呪文のような、
ちょっと古めかしくてかっこいい台詞があるじゃないですか。
「天にまします我らが神よ」的な、これだと聖書っぽくなっちゃうけれど、
「(何たらかんたら)お返し申す!」っていうの。
あれ、映画を見た時からずっと、いいなぁ、と思っていたのですが、
そのシーンの映像も流れていて、例の台詞も壁面に載っていて、
ちょっとにやにやしてしまいました。
かっこいい……覚えたい……。
(おっ、ググるとあちこちで紹介&解説されているなぁ)
そして、画面の前で突っ立って何度もその映像と音声を楽しんでいるうちに、
この作品とは全く関係のない個人的な思い出もよみがえってきましたよ。
学生時代、妖怪たちが活躍するTRPG(妖魔夜行)を楽しんでいたのですが、
一時期、そのキャンペーンにて、
私の持ちキャラで天狗と巫女のハーフの男の子が
主人公格として扱われていました。
シリアスなシーンもけっこう多くて、
いつだったか、何かを封印 or 解放するとかで
決め台詞っぽいことを言わなきゃいけない雰囲気になったものの、
「(えっ、これ、どうすればいいの?)」と救いを求めて GM を見たら
「言って下さい、どうぞ!」ってニヤリとされるだけで、
苦し紛れにフッツ〜〜の口語体で押し切ったことがありました。
GM は「ええ〜? まぁ、いいけど〜」とそのまま進めてくれましたが、
そういう時は GM の方であらかじめカンペ用意しといて下さいよ!
私がロールプレイ全然ダメなの知ってるくせに、無茶振りすんなァ!
……って、内心ちょっと、思いましたねぇ。
話が盛大に逸れましたが、つまりは
「私も『お返し申す!(ガショーン!)』ってやりたい!」ってことです。
会場内はほぼ撮影禁止でしたが、
フォトスポットのあの黄色い椅子をパチリ☆
物販コーナーでは、マスキングテープのセットを買いました。
ダイジン、可愛かったよね。声も好きです。