先日録っておいた「カールじいさんの空飛ぶ家」を鑑賞。
前からちょっと気になっていたので、TVでやってもらえてうれしいです。
「風船をたくさんつけた家と、老人&少年」というビジュアルから、
もっと穏やかでほのぼのとした物語を想像していたけれど、
わりと波瀾万丈な冒険もの&アクションもの、でしたね。
いや、ほのぼの要素もあるにはあったのですが。
そもそも、冒頭の、カール&エリーのなれそめから死別に至るまでの描写で
こっちの心はもう、ふおおお、って揺さぶられてしまったし。
すっかり気難しいご老人になってしまったカールが、
ラッセルやダグに振り回されながらも本来の彼らしさを取り戻し、
次第に彼らと力を合わせていく姿が、しみじみとよかったです。
でも、子どもの頃に憧れていた人があんなになっちゃってて、
ああいうの、地味にダメージ大きいよね、とも思ったり……。
ラストのスタッフロールで、カールとラッセルのその後が描かれていて、
こういう、「血縁ではないけれど仲のいい、年の差のあるコンビ」
(例・「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドク&マーティ)が
かなりツボな私には、とても幸せでした。