だいぶ前に録ったまま放置していた「グリーン・デスティニー」を鑑賞。
2000年の劇場公開時と、その数年後に知人宅で流し見をして以来なので、
たぶん3回目だと思います。
「初恋のきた道」でチャン・ツィイーを知って、
きれいだなぁ、可愛いなぁ、と思っていたのですが、
それからしばらくして、何となく気になって前情報もないまま見に行ったこの作品で
「……ん? あれ? これってあの女優さん!?」
と気付いてびっくりした記憶があります。
その後、武侠映画のブームで「HERO」や「MUSA -武士-」などを楽しんだし、
「オペレッタ狸御殿」も、どういう経緯か忘れたけれど
クラスの友人たちと連れ立って見に行ったし、
学生時代の終わりから社会人になりたての頃の記憶とスクリーンの中の彼女の思い出が
私の中ではだいぶ重なっていて、とても懐かしくなりました。
それはともかく、この映画、ラストは悲しいしあんまり救いがないのですが、
やっぱり好きだなぁ。
ツィイー演じるお嬢様が無茶苦茶をしなければ
たぶんいろいろ平和にまとまったと思うけれど、
その師匠の、女だからとまともな弟子扱いされなかった悲しみとか、
年長カップルの控えめすぎるラブシーン(手に触れるだけ)とか、
若い方のカップルの情熱とか、
コテコテなワイヤーアクションとか、
盛りだくさんで、とってもイイ!