先日録っておいた「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」を鑑賞。
タイトルだけは昔から知っていて、
「老人の姿で生まれた男が、歳を取るにつれて若返っていく物語」
というあらすじも聞いたことはあったけれど、未見だったので。
でも、うーん、このあらすじだけで全てが説明できてしまうなぁ、
というのが見終えた直後の正直な感想です。
主人公や、彼を愛し愛された女性について、あんまり感情移入もできなかったし、
「ふーん、そうかぁ〜……」、っていう感じで……。
子どもが生まれたけれど、自分のようなどんどん若返っていく人間は
いい父親になれない、ということで妻と子の前から姿を消すのですが、
むしろ、自身も異形の赤ん坊として親から捨てられた彼が
若返りながらも父として子に接する姿を見たかったなぁ、とも思います。
まぁ、そうではなかったことは劇中であらかじめ語られているわけですが。
感動したいと思って見たわけではないけれど、
あんまり心に響くものがなくて、ちょっと残念。