久しぶりに博物館へ行って、「もしも猫展」を見てきましたよ。
想像していたよりもずっと濃い内容で、展示数も多くて、
たっぷりじっくり楽しむことができました。
早めに会場に着いたつもりが、すでになかなかの混雑っぷりで、
みんなも、猫、好きなんだなぁ、と思いました(作文調)。
歌川国芳による猫の擬人化、あるいは人の擬猫化(?)などをメインに
猫と人との関わりや当時の風俗などを読み解いていく、といった内容でしたが、
会場を出た時に最も強く印象に残ったのは
「国芳、ほんとうに猫、好きなんだなぁ」でした。
展示されていたのが全て国芳作というわけではないけれど、
特にこの人のものからはそんな感じがして。
あと、猫とは直接関係ないのですが、
古い絵巻物とか浮世絵その他でも、色遣いがとても鮮やかで
はっとするような配色も多くて、
そのセンスがすごいなぁ、かっこいいなぁ、とも思いました。
自分用のお土産に、月岡芳年(つきおかよしとし)の浮世絵のポストカードを購入。
「うるさそう」というタイトルで、
女の子が飼い猫ちゃんに内緒話をしているっぽいシチュエーションが
どちらもとても可愛くて、気に入ってしまったのです。
しばらく眺めて楽しもう。ほわほわ。