適性の有無

以前から何度かここにメモっている、いろいろ不安な後輩くんについて。
昨年末にはいろいろ重なって、彼自身も大変そうだったけれど
周囲、つまり私たちもかなり振り回されてしまって、
正直なところ、メンタル的に参っていました。
上司が周囲の私たちに対して、今後についての面談をしたり、
彼自身についても意向を再確認したりして、
年明け以降は、仕事の種類をかなり絞って、数も減らして、
一応の平穏は保たれています。

……が。
主にお任せしているのは、うちの部署の仕事としてはかなり楽チンなものと、
あんまりデザイン的な要素とかは必要としないような
機械的な作業で済むものだけのはずなのに、
やっぱりどうも、いろいろと不安なところがあるんだよねぇ。

そして、彼がその作業をしたものを私が受け取って仕事することも多いのですが、
マニュアルどおりにやったら出るはずのない仕様になっているのを発見して、
本人にどうやっているのかを確認してみました。
そしてまた、その後、上司からの説明もあり、
どうやら、ミスの多い彼のために
独自のルールを適用させて処理させていることが判明。
簡潔にいうと、判定を甘くした、とか、そんな感じ。

ん〜〜〜〜…………。
彼自身で完結するような仕事内容ならいいのだけれど、
うちの仕事の場合、そのデータを毎回上書きして使うことになるから、
最初にマニュアルどおりのきちんと統一した仕様にしてもらわないと、
後々、微妙に困るというか、仕事が増えちゃうんだよね、それだと。
個々の能力に合わせて、会社側が工夫するのは大事だとは思うのだけれど、
ぶっちゃけ、そこまでいくと、もう、彼、とことん
この仕事向いてないんだな、と思う。
能力的にも、性格的にも。
社内規格に例外を作ってまで、彼にしてもらう必要、あるのかなぁ、
と考えてしまうのですが、私って冷たいのかなぁ。
彼自身は、この状況、違和感を覚えたりしないのかなぁ。

まぁ、会社がそれでいいというなら、
私のような下々の者にはどうしようもないのですが。むむむ。