少し前の話ですが、実家の父が、
昨年末に退院して以来、初めてベランダを掃除してくれたそうです。
もともと父は掃除が趣味で、トイレやら台所やら、
あちこち自分からガシガシ磨いたりしていたのですが、
昨年秋にウェルニッケ脳症で倒れてからは
体力不足で自分自身のことだけで精一杯だったのか、
ベランダの片付けなどはお休みしていたらしいのですよね。
が、体力が落ちたなりにそこそこ平穏に暮らせている今、
気が向いたのか、舞い込む木の葉が気になったのか、
ちょっと、やってくれたらしいのです。
全てを以前のとおりに、というのは
もう難しいだろうな、とは思いますが、
実家における「日常」が戻ってきたようにも感じられて、
母も少しうれしそうでしたが私もほっとしました。
まぁ、最近ではすっかりこたつの主になっているそうですが。
いやー、それは仕方ないよね、こたつがあったら誰でもそうなるわよ〜。