「鬼滅の刃(1〜22)」

 2020/10/17 Sat

エンタメ

書籍 「鬼滅の刃(22)」

「鬼滅の刃」を最新の22巻まで読みました!
TVアニメ版は本放送時に視聴済みで、
当時、1巻だけは本屋さんのサンプルでざっと読んだ記憶もあるけれど、
原作コミックスをきちんと読んだのはこれが初めてです。
貸してくれた姉一家に大感謝!です。

いやー……、おもしろいですねぇ、鬼滅。
借りた直後にTVでやったところまで見て、
続きは映画を見てからにしようかな、とも思ったのですが、
予習のつもりでやっぱり読んじゃおうかな、
と手を出したらもう止まらなくて、
今週はおかげでちょっと寝不足でした。あふあふ(あくび)。

アニメ版は、私にとってはちょっと怖い描写が多くて
(怖いのとか痛そうなのとか、苦手なのです)
びくびくどきどきしながら見ていたりもしたけれど、
漫画だと基本的にモノクロだから、血の赤さとかも強調されなくて、
そういう意味では落ち着いて読めました。
絵柄も、全体的に穏やかというか、鋭さはないし、
擬音とかの描き文字も丸っこかったりして柔らかさがあるよね。
このへんは、意図的なものなのか個性なのかはわからないけれど。

アニメ版で十分知ってはいたけれど、
炭治郎がほんとうに優しくて一生懸命でいい子でなぁ……。
あと、柱のみなさんも、義勇さんとしのぶさん以外は
どんな人たちなのかよくわからなかったけれど、
今、もう、みんな大好きになっちゃって……。

無惨が「耳飾りの剣士」と因縁があるようだったから、
「あっ、じゃあ、炭治郎はその子孫? 生まれ変わりとか?」
と思っていたこともあったし(TVシリーズ放映期)、
「無一郎くんは日の呼吸の剣士の一族の末裔」という話が出てきて
「ということは、炭治郎と無一郎くんは親戚関係?」
と勘違いしたりもしていたけれど、
竈門家は血縁ではなく、耳飾りと日の呼吸を受け継いでいたわけか。
なるほどなるほど。

十二鬼月のそれぞれとも、誰かが何かしら因縁があったりして、
読んでいて「ああー……」「うわー……」って感じでした。
こういうの、ベタだとしても、やっぱり好きィ!

それと、「隠(かくし)」のみなさんとか蝶屋敷とか刀鍛冶の里とか、
世界観モエ&設定モエの傾向のある私としては
そこらへんも、こう、グッときますね!

それから、戦闘ではないゆるパートとか、
戦闘中でもちょこちょこ挟まれるコミカルなシーンとか、
読んでいてちょっと、羽海野チカ(敬称略)っぽいな、と感じました。
(これは別に、似てるからダメとかパクリだとかではなくて、
 私が勝手にそう感じただけ、という意味ですよ)
雰囲気というか勢いというか、崩した絵柄とかが、何となく。
例えるなら自転車でギャリギャリ爆走しているような、あの感じ。

そうそう、最新刊まで読み終えた今では
どのキャラにも思い入れができてしまったのですが、
その中でも特にお気に入りは、恋柱の蜜璃ちゃんです。
強い! 可愛い! 明るい! おっぱい!

あっ、おっぱいで思い出しましたが、炭治郎の台詞で今のところ好きなのは
  • 「具体的には何を司る神ですか?」
  • 「あっ気をつけてください!! 乳房が零れ出そうです!!」
  • 「義勇さん ざるそば早食い勝負しませんか?」
の3つです。
かっこいいな、と思う台詞は他にもいろいろあるけれど、
好き度だけで選ぶならこの3つ。ンブフッ。

そして、俺屍プレイヤーとしては
産屋敷家や鬼殺隊のことがちょくちょく自分の一族とも被って、
特にクライマックスに向かっていく中で湧き上がるものがありました。
俺屍界隈では以前からそんな話が出ていたけれど、
実際に読んでみると、ああ、うんうん、ほんっと、そう……! って。
「うちにも、来訪直後(=まだ初陣前の子ども時代)に当主継いじゃった子がいたなぁ」
とか、
「体水(=HP)低かったりしてほとんどお留守番してた当主がいたなぁ」
とか、
「想いを、奥義を、代々継承していく、っていう根本のテーマは
 どちらにも共通しているなぁ」
とか。

とりあえず、次に新規の一族を立ち上げるなら
名字を産屋敷にしちゃおうか、とか、
イメージ家紋を藤にしようか、とか、
継承刀に「雫波紋突き」とか「霹靂一閃」とか「恋猫しぐれ」とか付けたい、
……くらいには影響を受けています。

それにしても、次で最終巻、というところでお預けをくらった感じなので、
もう、すっごい続きが気になる〜!
本誌で完結したのはけっこう前だったように聞いたけれど、
単行本化されるまでには、思っていた以上にタイムラグがあるんだなぁ。
ラストについてはそこはかとなく伝え聞いてはおりますが、
先走って自分から調べたりはせず、
素直な目と心で物語を見守りたいです。
すっごいそわそわしてるけど、ぐっと我慢!

あっ、そうそう、22巻のラストあたりの
禰豆子ヴィジョンの善逸が、すんごい優しい笑顔でなぁ……。
あの走馬灯のように記憶が駆けめぐるところは
もうそれだけですごいシーンなわけだけれど、
善逸、うおお、善逸〜! って、ぶわーって来ちゃいましたね……。

それはともかく、23巻の発売は12月初めとのことで、
それまでは何があっても死ねない! 生き抜くぞ!

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