自分が基準にした以下の4点、
- 裏側矯正をメインとしている
(そうでなくても施術実績がある)
- 成人の矯正について積極的
- 通いやすい場所にあること
- 医院や先生の雰囲気や印象
2件の無料相談へ、どきどきしながら参加しました。
1件目の無料相談会(複数人参加式)
フリーマガジンの情報を頼りに候補を2つに絞って、まずは1件目の無料相談会へ。
その医院は雑居ビルの中にあり、
壁や床面(カーペットだったような?)などの内装は
全体的に黒でまとめられていました。
そこへ、白くてちょっと変わった形のでっかい花器に
お花が一輪挿しで活けてあったりして、
えーと、こういうの、「ラクジュアリーな雰囲気」っていうのかな?
「治療」というよりは「審美系」、って感じ?
……というのが第一印象でした。
待合スペースには、私の他にも2、3人ほどいたような気がします。
しばらく待機していると、そのまま会が始まりました。
奥から登場した院長は女性で、自身も裏側矯正で治療中とのことでした。
ちょっとしゃべりにくそうなのがこちらにも伝わって、
「あ〜、やっぱり裏側だとこうなっちゃうのか」
と思いながら説明を聞いていたんだっけ。
さて、肝心な、ガイダンスの内容についてですが、
うん、わかりやすかったですよ。
わかりやすくはあったのですが、……。
「スクリーンに映し出されている図&文章」と
「院長先生が話していること」と
「手元に配られた資料の内容」がほとんど同一で、
うーん、ダメじゃないんだけど、何だか何だか、何ていうか、
ものすごく学生さんっぽいというか、
そういうのが好みというか、安心できる人もいるのだろうけれど、
私はちょっと、「あー……、うん……」と思ってしまったのでした……。
2件目の無料相談(1対1)
2件目として選んだ医院も、雑居ビルの中でした。1件目と比べるとだいぶ小ぢんまりとしていて、
内装は全体的に白が基調でパッと明るい印象。
当時は小児歯科も兼ねていたせいか、
待合スペースの壁面にハロウィンの飾り付けがしてあって、
ちょっと和んだことを思い出します。
さて、しばらく待った後に奥に呼ばれて、
院長先生(男性)と1対1での無料相談が始まりました。
……あっ、その前に口腔写真撮ってるね?
(手元の資料を振り返りつつ)
撮ったばかりの写真を出力してそこに書き込みをしつつ、
「精密検査をするまでは、具体的なことは何も言えませんが……」
という前置きのもとで説明を受けました。
この時の内容は、えーと、……、ごめんなさい、覚えてませーん!
でも、信頼できそうな感じがしたんだよね、何か。
こちらが聞いたことに対して丁寧に答えてもらえてる、
という感触があって。
ただ、歯列矯正というものは人によって症例がさまざまで、
とにかく精密検査をしないと話が始まらんのだな、
というのもよくわかりました。
この時点で、1件目は捨てて、こちらの2件目のところに決めようかな、
とだいぶ心は決まっていました。
他に、こちらの医院の決め手となったのは、
サイトから予約や相談ができて、電話の苦手な私にもハードルが低かったことです。
この初回の無料相談も、サイトから予約したし、
その後、治療が始まってからも、
ワイヤーの不具合などの相談や急患の予約で
何度かメールでのやり取りをして、助かりました。
その日はそのまま帰宅したけれど、
母にも相談して、すぐに精密検査の予約をして、
2週間後にはまた医院に出かけて行きました。
その時の先生や衛生士さんたちの雰囲気と
さらに3週間後の検査結果の報告の印象で
特に懸念点は出てこなかったので、
ここでお願いしようと最終決定をして、治療の申し込みをしたのでした。
……と、そんなこんなで今に至ります。
この通院先は、のちに小児歯科をやめて矯正専門の医院となり、
少しずつ患者さんも増えて賑わってきて
先生方も少しだけ忙しそうになってしまったけれど、
勘と勢いで突き進んでしまったこの医院選びも
間違ってはいなかったと思っています。
このあたり、すでに10年近く昔の古い話なので
最近ではもう事情も違うかもしれませんが、
もしもどなたかの医院選びの参考になったとしたら、
とてもうれしいです。
ではでは、これにて医院選び編・完!