最寄駅からの帰り道、家へ向かってずんずん歩いていたら、
遥か前方に大きな雲の塊があることに気付きました。
輪郭がガビガビしつつも全体としては卵型で、
パッと見た瞬間は、ラピュタに出てくる「竜の巣」が思い出されました。
どうやら内部で雷が大発生しているようで
ひっきりなしにビカビカ光っているけれど、
雷鳴は全く聞こえず、ただ明滅だけが繰り返されている状態。
思ったよりも遠いのかな、だとしたら、どれだけ大きい雲なんだろう、
とどきどきしながら歩いていって、
結局一度も雷鳴を耳にすることはなく無事に帰宅しました。
その頃には辺りも暗くなっていて
その「竜の巣」の輪郭はわからなくなっていたけれど、
明滅だけはまだうっすらと続いているようでした。
ちょっと怖かったけれど、きれいで不思議な光景だったなぁ。