楽しく視聴していた「きのう何食べた?」が先週末で終わってしまい、
とても淋しいです。
原作は未読ながらも、放映開始前にあちこちでこのタイトルを耳にして、
何となく気になって見始めたのですが、
いや〜〜〜、いいドラマだったなぁ〜〜。
好きな役者さんばっかり出ているし、
全体的に落ち着いた雰囲気だけれど
ところどころフフッと笑えたりちょっと切なかったり、
苦しくなったりハラハラしたりもするけれど
最後にはいつもあったかい気持ちになりました。
あと、内野さん演じる賢二が、とにかく可愛い!
ちょうど初回の直前に
NHKの「スローな武士にしてくれ」という単発ドラマを見ていて、
あちらの内野さんもまた素敵だったのですが、
続けて見たこちらの賢二が乙女すぎて
「役者さんってすごいなぁ……!」とびっくり、というのが第一印象でした。
そして、シロさん。
平日の仕事帰りにあんなにちゃんとしたご飯を作れるなんて、
すごいよ、尊敬だよ……!
そう、この物語ではお料理とか食事なんかも大事な要素になっていて、
作っている姿や食べている様子も状況によりけりで
そこらへんもおもしろかったんだよね。
ああ、でも、賢二はいつもおいしそうにご飯を食べていて、
コメントも具体的で、
シロさん、料理するのも一緒に食べるのもうれしいだろうなぁ。
ゲイカップルとしての苦悩もちらほら描かれていたけれど、
「特別な誰か」の「特別な話」としてではなく
伝わりやすい、受け取りやすいかたちにして
家族や親子、大切な人、大好きな人のことを考えるきっかけにしてくれたような、
そんな作品だったと思います。
こういうドラマを見たかったんですよ、私は。
30分枠というのも個人的にはちょうどいいし、
ちょっと笑えて時々泣けて
考えさせられたりもするけれど重くはなくて
見た後はふわっとほわっとしたものに包まれるような、そういうの。
というわけで、第2シーズンもいつか作ってもらえることを期待します。
年末とか年度末とかの単発でもいいから、見たいです。
のんびりと、その日を待ちます。