父の昔話:新社会人への言葉

 2019/03/23 Sat

家族

家族 一昨日の家族内女子会(という名のスーパー銭湯日帰りの旅)(超近所)では、
母&姉から甥っ子近況を、さらに母からは家族や親戚の近況&昔話を
たくさん聞かせてもらったのですが、
その中の父のエピソードがちょっとおもしろかったです。

母曰く、うちの父は、この世代ではめずらしく、というか
びっくりするくらい転職を繰り返していたそうです。
私はまだ小さかったのでそこらへんは理解できなかったし
そもそも記憶もほとんどないのですが。

1週間で辞めることも時々あったものの、
すぐに次の仕事を探してきたので、その点は偉い、とかで、
「定年した今がいちばん穏やかに過ごせてるわよ〜」って。

それはともかく、ある日、法事か何かの席で
新社会人になるという父の甥っ子が
新生活に向けてのアドバイスがほしいと言ったそうで。
その時、父が朗らかに
「イヤんなったら、すぐ辞めていいからな!」
と言い放ったので、その他親戚一同のおばちゃんたちから
大ひんしゅくを買ったことがある、って。

今現在なら、こう思っている人も言っている人も少なくないと思うのですが、
20年も30年も昔の、特に男性は
よほどのことがない限りは転職しないのが一般的(たぶん)だった頃の話で、
それを聞いて手を叩いてゲラゲラ笑ってしまいました。
お父さん言いそうだわ〜、それ。わははは。

でも、自分が社会人の皮を被って何とか生きている今、
これから新社会人になるという子にアドバイスを請われたら、
実際それくらいしか教えられることってないなぁ、と思いました。
イヤならとっとと辞めちゃおう、逃げていいんだよ、って。

というわけで、春から新生活が始まるというみなさま、
どうか無理はなさらずに〜!
頑張りすぎないようにしてくださいね〜!

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桜衣淑乃(SAKURAI Yoshino)
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ラクをするための手間は惜しまず
お茶と焼き菓子とぬいぐるみが好き
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