「冊子ものの場合、表紙・表紙裏・裏表紙裏・裏表紙をそれぞれ
表1・表2・表3・表4と呼ぶ」
(↑図解したものはこちら)というのは、
印刷や編集・出版の仕事をしているなら
誰でも知っていることなのだと思っていました。
が、広告・出版・印刷を手がけているうちの会社のうちの部署では
ほとんどこのことが知られていないことが発覚。えええええー。
そ、そうだったのか、
道理でファイル名がいつも奇妙奇天烈なことになっているわけだ……。
「何でわかりやすく『表2』とかにしないんだろ」
と密かな疑問でしたが、そういうことだったのか。
自社工場があるために、ある種の閉鎖空間になっていて、
素人が手探りで体制を整えてきた結果なのだろうなぁ、
と勝手に想像していますが、どうなんでしょうねぇ。
でも、そういえば、私自身も仕事で冊子ものに関わったことはないのに
どこでこの知識を得たんだっけ、とぼんやり考えていたのですが、
思い出したよ、「同人誌ハンドブック」だわ、きっと。
ラポートから一時期毎年発行されていて、律儀に毎年買ってたんだよなぁ、
あと、あちこちの印刷屋さんから入稿マニュアルや紙見本を取り寄せしまくって
表紙の紙とか遊び紙の色とかシミュレーションして
脳内ではいつも新刊ラッシュでした。さみしい子!
結局、一度もカタチにすることはなく月日が流れてしまいましたが、
知識は無駄にはならなかった、かな。
あんまり活用できてもいないけれど、
当時のことをちょっと懐かしく思い出したのでした。