今年の2月頃からしばらく、他部署からうちへ応援に来ていてくれた子が、
ちょっとしたトラブルというかハプニングを起こしたそうで、
さっとあらましを聞いた私たちも「は????」という状態になっています。
仕事の話なのであんまり詳しくここには書けないのだけれど……。
同業他社の発行物で、ちょっと参考にしたいものがあって、
「うちでもこういうの検討してるから、
ここに載せてるような資料を別のところから購入する場合
だいたいどれくらいかかるか調べといて」
という指示を、うちの主任が彼女に出したそうです。
で、こちらとしては、そういう資料を作成&公開している業者や会社に
問い合わせたりネットで調べたりするのを想定していたけれど、
彼女は何と、参考に渡したその資料の発行元に
直接、問い合わせの電話をしてしまったそうで。
……ええと、これ、もしかして職種や業種にとっては
違和感とかヤバさを感じないことなのかもしれないのですが、
もうちょっと伝わりやすそうな感じに言い換えるとするならば、
ライバル会社に「それ、コストいくらかかってんの?」と
突撃取材してしまったようなもの、なのです。たぶん。
ちなみに、何でこのことが発覚したかというと、
彼女が電話した時に直ではお返事を頂けなくて(まぁ、そうでしょ)、
折り返し担当者からかかってきた時に彼女が不在で
たまたま部長が応対して「!?」、ってことで
うちの主任に「そんな指示したの?」と回ってきた、という流れ。
もちろん主任から当の本人へ
「こっちが頼んだのはそういうことじゃないから!」
と注意&調べ方の説明をしていましたが、うーん……。
まぁ、確かに、参考にしたい記事があったら
「どうやって作ったの? いくらかかったの?」
ってそれを作った人に直接聞くのが早くて確実、かもしれない。
でも、小学校の自由研究じゃないんだからさぁ、
もうちょっと、こう、仕事のやり方としてはさぁ……。
でもねぇ、たぶん、彼女自身は何がそんなにダメなのか
あんまりよくわかっていないと思うんだ。
実は、彼女がこちらの部署にしばらく来ていてくれた頃も、
掃除のやり方で「んんん????」っていうことがありまして。
絶対ダメ、それはおかしい、というほどでもないけれど
「は……?」って、こちらは戸惑ってしまう、
でもそれをきっちり説明したり理解してもらうには時間が足りなくて
あと、彼女は期間限定でこちらに来ているだけだし、
その件についてはいつかまた機会があれば、と私の心に留めておいたのですが、
こういうの、難しいんだよなぁ……。
世代の違いなのか、文化の違いなのか、はたまた単なる個性なのか、
私からすると予想外の方向から球が投げ込まれるような、そんな印象です。
しっかりしてそうな雰囲気だし、実際、真面目ではあると思うのだけれど、
なーんか時々、こういうことがあるんですよねぇ。
ものすごく堂々とそういうことをやるので
「あれ? もしかして私がおかしいの? 今までこっちが間違ってたの?
おかしいと思うからおかしいのか?」
と哲学的な悩みに陥ってしまう。むむむ……。