母と一緒に、劇団四季のミュージカル「リトルマーメイド」を観てきましたよ。
おもしろかったー! すごくよかったー!
役者さんたちの歌声も素敵だったし、
ストーリー自体もアンデルセンの「人魚姫」とは違って
ハッピーエンドで終わるので、すごく幸せな気持ちになれるし
(泡になって消えちゃうラストも、それはそれで好きだけれど)、
いやー、よかったなぁ。
そうそう、ワイヤーで吊られながらもあれだけ声量が出せるのはすごい!
腹筋とか、体幹とか、あちこち全身鍛えているんだろうなぁ。
あと、舞台美術というのかな、
いろいろと、こう、装置とか大道具とか、
場面に合わせて変わる背景のスクリーンだとか、
「おお〜」「うわああ」と感心するやら圧倒されるやら、でした。
あっ、そうだ、海中のシーンだと、
役者さんたちが絶えずゆらゆらと身体を動かしていて、
ほんとうに波に揺られているみたいでした。
舞台上には水が満たされているような、そんな錯覚に陥ったりもして。
あれ、地味にすごいですよね。
場内にはちらほらとちびっこの姿も見られて、
ラストの魔女との決戦のシーンでは、音楽や照明の激しい演出に
「やーーーだーーー! こわいいいいーー! おうちかえるううう!!」
と悲鳴が聞こえたりもしました。
ちょっと可哀想だけれど可愛くて笑ってしまった。ぷははっ。
うんうん、怖かったよね、どきどきしたよねぇ。
そして、高校時代に演劇部員で
当時はあちこちでお芝居やニュージカルを見まくったという母も、
想像していたよりずっと楽しかったようで、よかったよかった。
そうそう、今回、母は
「久しぶりにミュージカルを観に行く」ということに重ねて
「久しぶりに、淑乃(=私)とお出かけ」という点でも
ものすごく楽しみにしていてくれたようなのです。
母は時々、私をランチに誘ってくれたりするのですが
おうち大好き引きこもりっ子の私はさくっと断ったりしてしまうので……。
(えええ、でも、だって、
せっかくの休日に外出なんてしたくないじゃないですかー!)
まぁ、でも、まだ新しい劇場を
開演前や休憩時間にあちこち散策したりして、
母が楽しそうにしている姿を見られたのは、私もうれしいです。
ミュージカルに大満足してご機嫌だった母が
売店で好きなものを選ばせてくれたので、
記念に刺繍入りのミニタオルを買ってもらっちゃいました。わーい!
ちょっと昔に見た「ライオンキング」も楽しかったし、
今回で名古屋の新しい劇場への行き方も覚えたし、
またいつか、他の演目も見てみようかな、と思っています。