BSで視聴していた「.hack//SIGN」が、最終回を迎えました。
うーん、おもしろかった……かな……?
……というのが正直な感想です。
10年以上昔の作品なので
以下にはネタバレとか気にせずに感想をメモっちゃいますが、
よろしいでしょうか〜。
見始めたきっかけは、
「以前、友人が好きだと言っていたような……」という古い記憶です。
あと、第1話を見て
「あれ、このOP、知ってる気がする! 聞いたことある!」
というのと(あの浮遊感がいいよね!)、
「あ、このED、好き……!」
(↑一時期はまりまくった「民族音楽調」)
というのも視聴を続ける大きな動機でした。
物語の序盤は、とにかく話の展開が、よく言えば丁寧なのだろうけれど、
こう、じわり……、じわり……、って感じで、ちょっともやもやしましたねぇ。
そして、主人公が、
キャラ原案が貞本さんなのと声質の相乗効果もあって
うじうじしている時のシンジくんを彷彿とさせるキャラで、
「……んあああっ!」と、若干イラっとさせられたりもして。
ほぼ同時に視聴を始めたコードギアスが
もともと展開が早いのと週に2話ずつ放映されていたので、
それと比較するとほんとうにものすごい違いを感じました。
まぁ、制作時期も異なるし、時代ごとの流行や標準も違うだろうから
そこは比べても意味のないことだけれど。
でも、ようやく話が動き出したと思ったら
ラストバトル(?)はスパッと切られた(?)感じで、
「んっ? え、あ、これで終わり??」って、ちょっと驚かされました。
ただ、これ、さっきググって初めて知ったのですが、
この「.hack(ドットハック)」というのは派生作品がものすごく多くて、
ゲームが主軸でアニメやコミックがいくつも出ているらしいのですよね。
その中の1つとして作られているから
ああいう作風や余韻を残しまくったラストにも、まぁ、納得いくかなぁ、と。
そもそも、ずっと昔に私の友人が指していたのは
このアニメではなくゲームだったのかもしれないし、
シリーズ全体のことを言っていたのかもしれません。
やー、まぁ、でも、司、リアルに戻れてよかったよね。
でも、楚良は、あれって、司みたいな状態になっちゃった、ってことだよね。
(あと、あんた小4だったの!? という衝撃……)
そうそう、物語が始まった頃は
「このミミルって子と司が仲良くなって、救われるお話なのかなー」
と思っていたけれど、ちょっと違っていましたね。
そういえばEDに出てくるのは司と昴だけだったしなぁ。
私にとってはわくわくするような物語ではなかったけれど、
何というか、この作品が作られた当時の空気を感じられたような気がして、
ちょっと懐かしいような気持ちにもなりました。
こうやって、古い作品でもTVで再放送してもらえるのは
とてもありがたいなぁ、と思っています。