私にとっての記念すべき初マクロス、「マクロスΔ(デルタ)」が最終回でした。
前回視聴後は「これで来週終わり? 終わるの!?」とちょっとドキドキでしたが、
まぁ、一応はハッピーエンド、なんだろうか。
でも、当座の、ほんっとーに目の前の問題が解決しただけで
あれって戦争は終わってないよね? いいのかな。
空中騎士団とは、いつか共闘するようになるんだろうな、
とは何となく予想がついていたものの、
どうせなら、最終回の後半だけじゃなくて、
せめてもう少しだけでも早く
こういう展開に持っていってほしかったなぁ、という気持ち。
そしてウィンダミアは、ロイドの暴走だけではなく、
もう、国として取り返しのつかないことしちゃってるから、
これから和平交渉に移行しても、ちょっとなぁ、と……。
そうそう、短命なウィンダミア人は
星の歌い手の力で寿命が延びたりするのかな、
そのための研究をロイドさんはしているのかな、
と勝手に想像していたのですが、
彼は違う方向へ、違う方法で、それを克服しようとしていたのですね。
というか、アデルと同じ思考だったわけですが、
こういうラスボス、最近は流行っているのでしょうか。
ああ、でも、
「フレイアの寿命も地球人並みに延びて、これでハヤテと一緒だね」
っていう安直なまとめ方にならなくて、
これはこれで、ほっとしたというか、よかったなぁ、と思いました。
ラストのハヤテ&フレイアのシーン、
ハヤテもいろいろひっくるめた上でのあの台詞だろうし、
フレイアのちょっとだけ涙声の「……覚悟するんよ」も、
旧EDの元気いっぱいな「覚悟するんよ♡」との違いに
一瞬戸惑ってしまったけれど、
ああ、この2人はもう、覚悟完了しているのだなぁ、と
まぶしいような、ほのぼのとさせられるような気持ちになりました。
ミラージュも好きだし、可愛かったけどね!
ただ、宇宙空間に全裸(精神体?)で告白大会、というのは
ちょっと笑ってしまいました。ぷぷ。
私はこれが初マクロスなので、他のシリーズについてはよくわからないのですが、
今作は、過去のシリーズとの繋がりを
作中でもちょいちょい取り上げる感じだったので、
シリーズを通して見ている人は
懐かしかったりうれしかったりしたんだろうなぁ、と思います。
マクロスは、TVシリーズ完結後に
物語を再構成して劇場版にすることが恒例……、なのかな?
今のところ、そういう情報はないけれど、
最終回にあれこれ詰め込み過ぎだったのを
もうちょっと均してもらえることを期待しつつ……。
いろいろと謎は残ったままですが、おもしろかったです。
マリアンヌが生きててよかった!
役者さんスタッフさん、おつかれさまでしたー!