駅まで歩く途中にある、小さな丼物屋さんのシャッターが
最近、週末の昼間にも下りたままになっていたので
どうしたのかな、と思っていたら、今朝、閉店のお知らせが貼られていました。
あらら、そうなのか……。
一度も入ったことはないけれど
ショーウィンドウの年季の入ったメニューサンプルや
その脇に並べられた謎の雑貨類が独特の味わいを醸し出していて、
末永く在り続けていてほしいなぁ、と思っていたのですが。
ご主人が体調を崩した、とか、高齢のため、とかかなぁ。
うーん、あれこれ考えてしまう。
小洒落たケーキ屋さんや、昭和のかほり漂う履物屋さんなど、
そのあたり一帯は新旧入り交じったカオスな商店街で
(商店街、と呼べるほどの規模ではないけれど)、
毎日の行き帰りにちらっと目にするうちに、すっかり愛着が湧いています。
駅からは半端に離れていて、いろいろ難しい面もあるかもしれないけれど、
できれば、この、程よく鄙びた雰囲気を守り続けていってほしいです。
あ、いやいや、
もうちょこっとだけ、賑わってくれてももちろんうれしいけれども。