遅ればせながら「乙嫁語り(4)」をようやく入手。
いやー、もう、双子姉妹のライラ&レイリが可愛くて、もうもう!
夢見がちな暴走特急、って感じでいいですね(褒)。
今回はアミルさん夫婦の出番は少しだけでしたが、
この双子の、というかこの双子と両親のおかげで
テンションの高い1冊になっている気がします。
ここのお母さん、強くて厳しくてかっこよくて優しい。ほろり。
サームとサーミも、いい子たちだなぁ。
ああ、双子ばかりではなくて、パリヤちゃんもいよいよな感じです。
お相手もお舅さんも、パリヤちゃんのいいところを
ちゃんとわかって、好きになってくれそうなので、よかったよかった。
あと、番外篇の馬の話も、短いエピソードでしたが、いいですねぇ。
「(馬よりも)お前の方が大事だよ」
と言われた時のトルカンの表情が、すんごい可愛い。
後で馬を宥めているユスフも好きだー!
ところで、スミスさんが砂漠に投げ捨てた懐中時計が
どこぞのおっさんに拾われたようだけれど、
あれが巡り巡って、あの怖い顔のおじさんが見繕ってきた
タラスさんの再婚相手の手に渡って、
結納金の一部としてタラスさんの手許に戻って、
タラスさんがスミスさんのことを思い出して家出&駆け落ち
……みたいな展開をこっそり期待していますが、だめですか。どうですか。
うーん、タラスさんなぁ、
彼女のエピソードはあれでスパッと終わった方が
お話としてはキレイな気もするのだけれど、
スミスさんとはいいカップルになりそうだったから、つい。