オレはやったどー!!
大騒ぎしていたバリウムの件ですが、意外と平気でした。
それよりも採血の方がちょこっと大変でした。
次回はたぶん2年後なので、記録のためにいろいろ書き留めておきます。
結果が出るのはまだまだ先だけれども。
ところで、最近のンコの検査はずいぶんとスタイリッシュ(?)になったのですなぁ。
昔って、もっと、こう、ダイレクトじゃなかったですか?
それとも、ああいうキットは大人用の健康診断に限られている、のかな?
あと、検査のために絶飲食をしたのですが、
飲んだり食べたりをしない朝って、することがなくて暇ですね。ぽや〜ん……。
そんなこんなで、以下は雑感を走り書き。
検査着
健康診断用のああいう服(ジャージのようなトレーナーのような)を初めて着ました。ふおおお〜。
もともと小さい病院なので受付人数がきっと少ないのと
年度替わりの健康診断ラッシュのピークをたぶん過ぎていたのとで、
思ったほど混雑はしていませんでした。
検査あれこれ
▼最初に心電図。たぶん問題ないと思う。
▼採尿用のトイレの個室が広大でびっくりした。
あ、いや、個室が広大じゃなくて、トイレがいきなり個室だったわけか。
▼身長&体重を、同時に測られました。
今ではこんな器械があるのねぇ。
▼聴覚検査用のあの個室、実はけっこう苦手です。
外界から遮断される感じが、すごく心細い。
▼視力を、何やら顕微鏡のような双眼鏡のような器械で測りました。
省スペースでいいですね。
ただ、今日は左目がちょっと見え辛くて、たぶん右より悪い結果だと思う。
▼血圧測定の時に腕に巻くアレも、実はちょっと苦手。
検査自体も、何故かいつも笑いが込み上げてきちゃって、
今日も3回目の時に必死に堪えていました。
▼胸部X線は、たぶん問題ないでしょう。
胃部X線検査
そいでもって、ついにバリウムですよ。胃の検査ですよ。私が初バリウムということで、
担当してくれた看護師さんも若干緊張気味だったような。
「気分が悪くなったらすぐにお知らせ下さい」と何度も念を押されてスタート。
バリウムを飲む前にいきなり検査台に立たされて、
そこへ発泡剤(顆粒)と、容器も中身もガムシロップみたいなやつを渡されました。
「えっ、立ったまま飲まなきゃダメ!? 落ち着いて飲めないんですけど!」
と内心抗議しつつ、立ち飲み。
あれって、口に含んだ途端にシュワシュワいってくるんだね。
あわわ、あわわわー! と焦りつつ、ガムシロ(仮)を必死に飲み込む私。
人工的な甘さがすごく苦手です。うえええ。
次は無糖か微糖でお願いしたい。ほんとうに。めそ。
発泡剤は、うん、思ったほど大変じゃなかったです。
一度飲み込んでしまえば、あとは平気だったし。
そこらへんの炭酸飲料の方が、私にとってはよっぽど凶器です。
ああいう感じに、いつまでも何度も執拗に空気が上がってくるのかと思ってたよー。
んで、それを何とか飲み終えたら、検査台の左側のバーを握るように指示されて、
右手にバリウム入りのでっかい紙コップを渡されました。
来た! ついに来た、バリウム!
そして、看護師さんは台の操作のために部屋の外に出て、
その後はマイク越しに指示を受けました。
左手でバーにつかまり右手にバリウムを持ち、
アナウンスに従って最初にひとくち口に含んで、ゆっくり飲み込んで、
その後、がんばって全部飲みました。
味は意外と平気でした。おいしくないヨーグルトドリンクみたいな感じ。
最後のひとくちが口の端から溢れてひとすじ垂れて
間抜けな顔になってしまったけれど、
それを拭く余裕もないまま、いよいよX線の撮影がスタート。
「検査の最中に、いろいろ体勢を変える」というのは話に聞いて知っていましたが、
あんなにアクロバティックな検査だったとは……!
こんなアトラクション頼んでない!
以前TVで見た、宇宙飛行士の訓練を思い出していました。
あっちはもっと、ジャイロスコープみたいですごかったけれど。
台に揺られながら、アナウンスに従って自分も
仰向けになったりうつ伏せになったり回転したりするのですが
「右から仰向けになって下さい」「今度は左から」
とか、ぐるぐる回っているうちに左右がわからなくなってきてしまって
あわわ、あわわわー! 焦る!
まぁ、でも、気分悪くなったりしないで終えられて、ほっとしました。ふー。
採血
しかし、最後にやった採血がちょっと大変でした。んー、私は平気だった、というか、慣れっこだったのですが……。
「採血で気分が悪くなったことはありますか?」と検査の直前に聞かれたので、
「以前、献血に行った時に少し……」と答えたら
座った体勢ではなくベッドで寝て採りましょう、ということに。
ちなみに、その「献血に行った時」というのは、
正確には、気分が悪くなったというより軽い貧血を起こしたのだと思うのですが。
採血している間に視界が暗くなって「あれー、ヤバいぞー」と思って
「あの〜」と声をかけたら相当顔色悪かったらしく、
そのままベッドに担ぎ込まれたという過去があるのです。
どうも、屋外と屋内の気温差に弱いらしいね、と言われて
後日、冷房のキツくない季節に出直したら
その時も同じく採血の途中でダウンしてしまったという……。
恥ずかしいやら申し訳ないやらで、以来、献血には行っていません。
血液そのものはとても元気らしいので、くやしいのですが。ううう。
どうやら、私の場合、血管が細い上に奥に引っ込んでいるそうで、
とにかく採りにくい、と言われたこともあります。
そんなこんなで、今日の採血を最初に担当してくれた
可愛らしい感じの看護師さんは
やっぱり採りにくそうで困っていて、申し訳ないなぁと思って
「よく、採りにくいって言われるんですよ〜」
と上に書いたような血管事情をここでもお話ししたのですよね。
で、とりあえず右腕でやることになったのですが、
時間がかかったわりに結局ほんの少し(2ccって言ってたなぁ)しか採れなくて、
「たぶん、もう一度やり直さなくちゃいけないと思います、ごめんなさい」
ということで、その看護師さんが一旦退室。
しばらく横になったまま待機していると
今度は雰囲気のかっこいい看護師さん(キュン!)が来て、左腕を調べて、
「いや、確かに血管は細いですけど、女性ならこれくらい珍しくないですよ。
慣れた者なら、ちゃんと採れます」
ということで、てきぱきと処置をして、あっという間に採血終了。
ほんとうに、すぐでした。
さっきみたいな長期戦を予想して歯を食いしばったところで
すっと針を抜かれて「え」って感じで。
すごーい! プロフェッショナルぅぅ!
「すみませんね、うちのスタッフが……」と謝られたけれど、いえいえいえ!
ていうか、どうしよう、私がいらんこと言ったせいで
あの最初の方によけいなプレッシャーを与えてしまったかもしれないです。
あとで叱られたりしていないといいんだけれど……、こちらこそごめんなさい!
問診
その後、初めてしばらく待たされて、最後の診察でした。これも、今日の時点では特に問題なしということで、ぱっぱと終了。
でも、そうか、胃のレントゲンとかは見せてもらえないんだね。
後日送られてくるはずの検査結果にも
レントゲン写真のコピー(?)とかはついてこないんだよね、きっと。
何だかくやしいなぁ、つまんないなぁ。
もっとちゃんとさぁ、目に見えるかたちで、努力の成果を確認したいじゃない?
撮ったブツを直に見てみたいと、そうは思わないですか、みなさん!
……あれっ、レントゲン写真って、撮ってすぐ見られないんだっけ? あれ?
無事帰宅
10時開始だったのですが、病院を出たのは11時半頃でした。帰宅してすぐに、処方された下剤を飲み、お昼ごはんをもりもり。
……下剤を飲んですぐ食べるのって、何だかちょっと罪の意識がありますが、
まぁ、でも、仕方ないですよね。
で、順調にバリウムは出て行っているように思うのですが、
「飲むより出す方が大変」というのを実感しております。
あ、出す、じゃなくて、流す、か。うえええん!