少し前に録っておいた「笑の大学」を見ました。
もともとは舞台の作品で、脚本は三谷さんが書かれていて、
名古屋市役所がロケにちょこっと使われた、
という話を聞いて以来、ずっと気になっていたので、
ようやく見ることができてうれしい。
ほとんどのシーンが、検閲官(役所広司)&
劇団作家(吾郎ちゃん)のやりとりのみで進められて、
その場面も主に取調室のみですが、全く飽きることがありませんでした。
途中で、検閲官が笑いに目覚めていくあたりから
加速的におもしろくなっていきます。
あのラストは、この物語の時代設定を考えれば
けっこうありがちなものかもしれないけれど、
何も考えず笑いながら見ていた私にとっては、思いもよらない展開で……。
でも、当時はこういうこと、珍しくはなかったんだろうな。
おもしろいのにラストはしんみり、でもでもやっぱり、おもしろい。
やー、見てよかったです。満足。
舞台版のDVDも出ているらしいので、今度はそれもチェックしよう。