「上下顎前突を伴う叢生症例」
(↑)これが私の診断名で、「『じょうげがくぜんとつ』を伴う『そうせいしょうれい』」と読みます。
「歯が重なり合って生えているために、出っ歯&受け口な状態」を、
上下ともに「舌側矯正」で治療中です。
当初は、歯を並べるスペースを作るために
上下合計4本を抜歯する可能性も聞かされていましたが、
精密検査の結果、非抜歯で進めることになりました。
装置は「インコグニート(←Wiki)」を使用中。
「小さくて薄くて、装着時の違和感が比較的少ない」というのが特徴だそうです。
ドイツ発祥の治療法で、オーダーメイドの装置を作るために、
私の歯型もドイツに送られました。
私自身はまだ国外へ出たことがないので、ちょっと不思議な感覚。
それはともかく、この「歯列矯正」カテゴリでは
通院先で撮ってもらった口腔内の画像を、必要に応じて掲載していく予定です。
ただし、あんまり美しい写真ではないし(……)、
不慣れな方には十分にグロ画像だと思われますので、どうぞお気を付け下さいね。
これまでのあらすじ
先代「花楽紗メモ」にて精密検査を受けた頃から記録をつけていたのですが、サービス終了に伴い、こちらへ移動してきました。
以下、ざっくりと経緯をまとめておきます。
高校時代まで
歯並びは全く気にしたことがなかった。実際、わりと整っていたと思うし、自信もあった。
大学時代
真横から撮られた自分の写真を見て、「あれ? 何だか私の横顔、バランスがおかしい?」
と、ひそかにコンプレックスに。
また、かかりつけの一般歯科へ親知らずを抜きに行った時、初めて出っ歯を指摘される。
「大人になってからでも、矯正はできますよ」って。
あの時すぐに始めていれば……(くっ)。
( 親知らずの影響で歯並びが悪くなるケースは、けっこう多いらしい)
↑
この間、学校の課題に追われていたり、
就職&転職で忙しくてついでに貯金もなかったりして、
あっという間に月日が流れる。
↓
2009年春
仕事にも慣れて、それなりに貯金もできたので、家族に矯正について相談したり、ネットで情報を集めたり。
でも、もじもじしているまま、いまいち行動に移せず。
2009年10月
ようやく意を決して、矯正歯科へ無料相談に行ったり無料ガイダンスへ行ってみたり。そのうちの1つへ通うことを決めて、精密検査を受ける。
2009年11月
精密検査の結果報告&治療開始。顎関節に異常が見られたため、マウスピースを用いて噛み合わせを改善。
2010年1月
マウスピースによる治療終了。上の歯列の奥の方の左右一対に簡単な装置をつけて、歯列の移動を開始。
2010年8月
1月につけた装置を取り外して、舌側矯正器具を上の歯のみに装着。さらにその2週間後、下の歯にも器具を装着。
ただし、下はまだワイヤーなしの状態です。
……と、まぁ、こんな感じです。
ちなみに、2009年10月の精密検査の時の状態はこちら。
(↑)まずは、右側・正面・左側、です。
着色汚れがひどくてお恥ずかしいのですが、今のところ詰め物も被せ物もないので
義兄が「きれいだねぇ!」と褒めてくれました(優しい……ほろり)。
しかし、改めて見ると、前歯の飛び出し具合が半端ないぜ!
こんなんで、よく10年近くも放っといて平気だったなぁ、くぅぅ!
(↑)そして、上の歯列全体・下の歯列全体、です。着色汚れが(以下略)。
こうして見ても、前歯の飛び出し具合がよくわかります。
それに、上下どちらも前の部分が特に、
こちゃこちゃと狭そうに歯が並んでいるのが伝わりますでしょうか。
「理想的な歯並び」の模型と比べると、
そちらはU字型で、私のははっきりV字型なのです。
保定期間も含めると、治療が終わるまでにはあと数年はかかる見込み。
食事も歯磨きも大変になっちゃったけれど、キレイを目指してがんばるぞー!