そういえば、例の後輩くんのその後について、まだメモしていなかったなぁ。
これまで何度も呟いてきたけれど、改めて整理しますね。
今年で入社3年目になる後輩がいるのですが、
どうにも覚えが悪いというか要領が悪いというか、
一度覚えたはずのことがいつの間にか忘れられていたり
スケジュールを見てもその日の仕事の優先順位を把握できなかったり、
どうしたもんかねぇ、困ったねぇ、というのがうちの部署の課題でもありました。
私は内心、わりと早い段階で見切ってしまったのですが
(こういう書き方をすると冷たいと思われそうですが
(実際、ドライな性格を自覚しているし、それも事実なのだけれど)、
過去に自分が、実力の伴わない仕事を与えられて苦しかった経験があるので)、
上司やもう1人の後輩(入社時期は私とそれほど変わらない、優秀で頼りになるお方)は
どうしても諦められないというか、教え方を工夫すればいつかは、
みたいな方針でずっと指導にあたっていました。
が、あまりにも成長の兆しが見られないので、彼らももう疲れ切ってしまって、
6月の半ば頃から、その後輩に対しては
他の面々(=私たち)から、その日、その都度、
彼にできる範囲の仕事を指示するやり方に完全に切り替えられたのでした。
扱い的には、応援に来てもらっているバイトくん、みたいな感じで。
技術的には、例えばソフトを使ってイラストを描く、とかだったら、
私なんかよりもよほどツールを使いこなしてすごいのを作れるのですよ。
でも、自分自身のスケジュール管理が全然ダメで、
締め切りを守れなかったり、遅れそうな時にそれを報告できなかったりするのです。
たぶん何らかの発達上の特性が影響してるのだろうなぁ、
と素人ながら勝手に推測しているのですが、
本人に自覚があるのかどうかはわかりません。
そうではなくて、単純に純粋に、キャパがとても小さいだけかもしれません。
まぁ、私も今、上司の入院の影響で一気に仕事の種類&量が増えて
あっぷあっぷの日々を送っているので、気持ちはわかるんだけれども。
まぁ、でも、彼自身にとっては、よかったと思いますよ。
無理な仕事をさせても仕方ないし、
原因が彼にあるとはいえ、毎日怒られているのは可哀想だったし、
それを隣で聞かされている私も辛かったし……。
今現在は、上司の不在、つまり怒鳴ってくる人がいなくなったわけで、
とても落ち着いてお仕事をしてくれているように見えます。
うん、よかったんだよね、これで。
……とは思うのだけれど、うーん、頭ではそう思っているのだけれど、
あ〜〜〜〜!
この子がもうちょっと、使える子だったらな〜〜〜〜!
今のこの非常事態、もう少しはラクだったかもしれないんだけどな〜〜〜〜!
……って、思っちゃう……。
思うくらいなら、いいよね……。