私の大好きなアニメ映画の1つ、「千年女優」。
「パーフェクトブルー」で今敏(こん・さとし)監督の名前を知って、
その後、小さな新聞広告か何かでこの作品の公開を知って、
しかしそれほどは期待せず、気軽に気楽に劇場に足を運んだことを覚えています。
ほとんど前情報もなかったし。
が、見終えた頃にはヒロイン・千代子のまっすぐな生き方や
アニメーションという映像手法を最大限に活かした怒涛の演出に圧倒されて、
すごいものを見てしまったなぁ、と余韻に浸っていたことも忘れられません。
今回、TV放映で当時以来の2度目の鑑賞をしました。
2002年公開の作品だったから、20年ぶりか〜!
でも、今見てもものすごいパワーを感じるよねぇ。
今敏作品では、世間的には「パプリカ」の方が有名みたいだし
あっちはあっちで好きだけれど、
「千年女優」も3年に1回くらいはTVでやってほしいなぁ。
ほんとうに、無二の才能とセンスを持つ監督だったのに、
惜しい人を亡くしましたよね……。