昨年秋の再放送を録画したまま放置していた、NHKドラマの「聖徳太子」を鑑賞。
本放送は2001年で、主演はモッくんです。
90分ドラマの前後編で、古代史は好きなわりに無知な私でも
難しく感じることはなく楽しむことができました。
ちなみに、脚本は池端俊策氏。
大河ドラマだと「麒麟がくる」とか「太平記」を手がけた方ですよね。
どちらかというと物語よりも衣装や美術などに興味があったのが
録画に至った動機で、その点については大満足でした。
古代史ミーハーなので、あの時代特有の衣装や髪型が好きなのだけれど、
なかなかドラマやアニメなどの映像作品ってないので、
イラストや写真だけではなくてちゃんと動いているものって
貴重なのですよね。
あと、聖徳太子って、そういえば、漠然としたイメージしかなくて、
やたら神格化された説話もあったりして謎だったけれど、
このドラマではそういう部分も盛り込みつつ
「国を憂いる1人の若者」として描いていて、とっつきやすかったです。
もちろん、これが史実そのものではなくて
フィクションでありドラマ作品なのは承知の上ですが、
少しは厩戸皇子(うまやとのみこ)のことを知れたかな、って。
やっぱり、NHKの歴史ドラマはそれなりに見応えがあるなぁ。
録っておいてよかったです。