「鬼滅の刃(23)」【完】

 2020/12/30 Wed

エンタメ

書籍 「鬼滅の刃(23)」

最近何かとメモのネタが多くて、すっかり書きそびれていたけれど、
遅ればせながら「鬼滅の刃(23)」を読んだのでした。
最終巻です! 完結編です!

ラストについては本誌にて完結した直後から
そこはかとなくあれこれ伝わってきていたので知っていましたが、
読み終えた直後の感想は「禰豆子、死なないんだ!?」でした。

……いや、だって、完結間近な頃に
「炭治郎がこれまで何のためにがんばってきたと思うの……」
とか何とかいうコメントを見ちゃったり、
「鬼滅 禰豆子」で検索しようとすると
「死」って予測変換が出ちゃったり、
作者さんの性別が話題になった時に
「妹をあっさり死なせた時に女性だと確信した」
ってコメントを見かけたりして、
私、てっきり禰豆子ちゃん死んじゃうんだと思ってたわよ!?
違うじゃーん!
私が見たアレとかソレとか、一体何だったんだ……?

最終回が現代編、っていうのは知っていたけれど、
ラストバトルで炭治郎が鬼になりかけるというのは全く知らなくて、
「ああ、そうか、ここで禰豆子死ぬのか……」
とか、本気で覚悟したりしていたのですが、
2人とも生きててよかったよかった。
みんなよくがんばった、えらい。えらい(涙)。

ちなみに、私がラストバトルあたりでいちばんグッときたのは、
炭治郎が鬼化して無惨に引っ張られそうになった時に
先に逝ってしまった柱のみなさんが下から支えたり
生きている仲間たちが上から引き上げようとしたりしている、
あの場面、というか、あの図が、もう、グッと、ググッときましたねぇ。
腕だけで、袖だけで、誰だかわかるし、
キャラデザが素晴らしいですよね、もう。

あと、平和になってからのエピソードの中では、
アオイちゃんと伊之助のシーンが特に好きです。
自分専用のお盆! おにぎり!
あのうれしそうな伊之助の顔が、とても印象的でした。

子孫や生まれ変わりのみなさんを描いた最終回は
賛否両論だったとも聞いているけれど、
私はこういうの、すごく楽しんでしまうタイプです。
炭彦くんは、中身は遠いご先祖の炭吉さん&スヤ子さんに似た感じだねぇ。
身体能力の高さは、炭治郎&カナヲちゃん譲りかな?


「鬼滅の刃 外伝」

別の漫画家さんが作画を担当した「鬼滅の刃 外伝」も読みましたが、
やっぱりどうしてもキャラが違うように感じて、
ちょっと残念だったなぁ。
こちらの方の方が、今時というか、洗練された絵柄だなぁとは思うのだけれど、
やっぱり鬼滅は吾峠呼世晴先生のあの絵柄じゃないと
世界観も雰囲気も別物になってしまうなぁ、って。

まぁ、でも、鬼滅は一過性のブームではなく
漫画界の古典として確立していってほしいし、
派生作品はこれからもたくさん生まれていくんだろうなぁ。
ノベライズ版は評判がいいみたいだし、
機会があったらそちらも読んでみたいです。

私が今さら言うことじゃないけれど、
「鬼滅の刃」、すごくおもしろいし、いいお話でしたよ。
気になっている方には、アニメからでもいいから、
ぜひこの作品に触れてほしいです。

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桜衣淑乃(SAKURAI Yoshino)
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