今週の「ねほりんぱほりん」、ゲストが「LGBTのカップル」だったのですが、
いやー、おもしろかったなぁ〜。
そして、法的に認められていないカップルって、いろいろ、大変なんだなぁ……。
精子バンクのくだりが特に、
これまで自分にはあんまり縁のなかった話で興味深かったです。
でも、あの、そうか、お医者さんの力を借りられないと
あんなアナログな(?)方法になっちゃうわけか……!
いや、もう、ほんとうに、た、た、大変だぁ……!
実は私も、以前は、
「法的に夫婦と認められないとしても
好きになったり一緒に暮らしたりするのは可能なんだし、
そんなに違いってあるのかな」
と思っていました。
でも、パートナーとか家族として認められていないと、
緊急時(事故とか病気とか手術・入院など)の立会いができないとか
財産分与がめんどくさくなるとか、
そういう話を知って、ああ、なるほど、と納得したのですよね。
好きだなぁ、と思える人と出会えるだけでも、ものすごいことだと思うのに、
それが両想いになるなんて、さらにものすごいことだよ。
そういう人たちが夫婦になりたい、カップルとして認められたいっていうなら
みんなでお祝いしたりゃあいいのに、なぁぁんで、だめなんだろうねぇ??
それで何か困る人、いるのかな?
それに、今回のゲストの方たちみたいに、
子どもを産みたい&育てたい、って思ってくれている人のことは、
もっと、大事にして、応援してあげるべきじゃないのかなぁ。
ちょっと昔だったら、日本なんて特に、
「結婚・出産・子育て」というのは
男も女もほとんどの人が何の疑問も抱かずにトレースしてきたと思うのですよね。
でも、今はもう、身体的なリスクとか、経済事情とか、懸念材料はいくらでもあるし、
子どもを産まない選択をする人だって多いわけじゃないですか。
それでもなお、「子どもを産みたい、育てたい」と決意したなら、
ちゃんと医療機関にお世話になれるようにしてもいいのに、ねぇ。
私の勉強不足もあるのかもしれないけれど、
何がネックになっているのか、ほんとうに、わからないや。
それはともかく、今回ゲストとして登場した方々は
職場とか出会いとか、とても稀有でラッキーなケースだと思うなぁ。
実際は、学生時代のお二方のように
誰にも言えずにいるという人も多いんじゃないかなぁ……。
だいぶ昔の話ですが、友人(男の子)が彼氏さんを紹介してくれたことがあって、
それまでそういうことを全く知らなかったけれど、
カミングアウトしてくれたことはとてもうれしかったです。
だって、私たち(←その場に他の友人たちもいました)には
知られてもかまわない、とか、たぶん受け入れてくれるだろう、とか、
思ってくれたってことだろうから。
でも、誰かが「親御さんとかには話したの?」と聞いたら
「いや、それはさすがに、ちょっとね……」と少し淋しそうな顔をしていたので、
そうかぁ、そうなのかぁ……、と思ったのでした。
カミングアウトしやすい世の中、というのがいいけれど、
カミングアウトする・しないの自由も守られるべきだと思うし、
うーん、うーん、どうしたらいいんだろうねぇ。