「BANANA FISH」

 2018/12/26 Wed

エンタメ

テレビ 「BANANA FISH」

楽しく……、とは少し違うけれど、
何となく気になって視聴していた「BANANA FISH」が
先日、最終回でした。
少しためていた録画を、やっと最後まで見たわ。
というわけで、若干ネタバレを含みつつの感想をメモ。

これ、中学の時に友人から原作コミックスを借りて
ひととおり読んでいたはずですが、
どういうラストだったかはさっぱり覚えていなかったので、
「え……、えっ、嘘、これ死んじゃうの?
 えっ、えっ、うわー、ええー、えー……!」
とけっこう本気でショックでした。
そりゃあ、まぁ、ハッピーエンドにはならなさそうだという予感は
はっきり伝わっていましたけれども。

うーん、もしかして私、コミックスもラストまで読んでいなかったのかなぁ。
中学の途中で転校したのですが、
ちょうど今くらいの、冬休みに入った直後に引越しが決まって
1ヶ月後にはもう名古屋に来て、と
なかなかに慌ただしかったのですよね。
その時にいろいろぷつんと途絶えたものがあったので、
これもまだ途中だったのかもしれない。

でも、ショーターの件は覚えていたしブランカの存在も知っていたし、
しかしシンのことは覚えていなかったし、当時どこまで読んでいたんだろう、私。
あ、ちなみに当時好きだったのは月龍(ユエルン)です。
たぶん、見た目が好みだったんだろうと思いますが、
アニメ化された彼を見て
ひねくれっぷりも可愛いじゃん、とも思っていました。
ただ、彼が絡まなければここまでの悲劇も起きなかっただろうし、
でもでも、彼なりに必死だったんだろうしなぁ……。

物語中に決闘やら乱闘やらのシーンが多くて
怪我とかの痛そうな描写も多くて、
それらが苦手な私は直視できないシーンもちょくちょくありましたが
(アニメ作品としては別にそこまでハードではないと思うけれど、
 私はそういうのがほんっとダメで……ビビリなんですぅぅ)、
あのラストを知ってしまった今は、
ほんとうに儚い、切ない、哀しい物語だなぁ、と……。
アッシュ……。
あのチケットで、英二と一緒に日本に来てほしかったよ。
そういうパラレルな薄い本、
当時もたくさん作られたんじゃないかと想像しています。

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桜衣淑乃(SAKURAI Yoshino)
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