古い絵はがき

 2013/10/13 Sun

メモ

メモ 古い絵はがきの処分で悩んでいます。

学生時代、あちこちの美術展に出かけるのが趣味で
(いろいろ見るのが楽しかったというのももちろんあるけれど、
 そういう「文化的な趣味を持つ自分」に酔っていた部分もあったよなぁ、
 と過去の自分ながら恥ずかしい……!)
記念にいくつか絵はがきを買うのが恒例となっていました。
その他、文房具屋さんでファンシーな絵はがきをつい買ってしまうこともあり、
塵も積もれば何とやら、で現在はそれなりの枚数になってしまっています。
その中には、この先もずーっと大事に持っていたいものもありますが、
それほどでもない圧倒的多数の方を、何とかしたいなぁ、と。

官製はがきではないので、郵便局で切手などに交換、という手は使えません。
また、オークションに出しても買い手がつかなさそうな類のものばかりです。
何も考えずにバサッと紙ゴミとして処分することも考えましたが、
そもそもが絵はがきなので、絵柄はきれいだし、さすがにもったいないんだよね。

干支ともお正月っぽさとも無関係のものばかりだけれど
開き直って年賀状として使っちゃおうか、と考えたりもしました。
そして、今年のお正月には、こっそり喪中だったり実際忙しかったせいもあって、
手持ちの古い絵はがきのいくつかを、この方法で役立たせることができました。
が、しかし、郵便番号欄が5桁のものは
目上の方に宛てて出すのはやっぱりちょっとまずいかなぁ。
まぁ、そもそも有り合わせのもので出すということ自体がちょっとアレですけれども。
(私自身は、直筆のメッセージが添えてあったり
 たくさん書き込んでくれて相手の近況がわかれば
 絵柄が何でも楽しめるのですが、たぶんこういうのは少数派だと思います)

あと、懸賞に出す時に使う、という案も見かけて、
これも実際にいくつか出したりしました。
が、結局は官製はがきの方が当たりやすいという噂もあるし、
気持ちが続かなくてやめてしまいました。

で、最近では、
絵はがきは絵はがきとして使うのが、いちばん簡単なんじゃないか、
とスタート地点に戻ってきたわけです。
しかし、しかし、出す相手がいない……!
「古い絵はがきの使命を全うさせること」というこちらの勝手な目的を理解してくれて
なおかつ、郵便番号欄が5桁でも気にしなくて
軽い気持ちで受け取ってひとときでも楽しんで下さる方がいれば
交換日記みたいなノリでやりとりをしたいのですが、
いや、負担になるならお返事はなくても構わないのですが、
そんな都合のいい人、いないよなぁ、さすがに。
そもそも世の中メールが主流で、郵便でのやりとりって年賀状くらいじゃない?
私の場合は、自分宛の郵便物が届くだけでもキャッとか思っちゃうのですが、
みんなはそういうの、もう、ないのかなぁ。

実家から遠く離れたところで1人暮らしを始めたなら、
「生存報告代わりにまめに絵はがきを出す」
という活用法が使えたかもしれないけれど、
徒歩10分もしない近所だし、毎週末に会ってるし……。
やー、それでも、両親は楽しんでくれそうではありますが、むむむ……。

市販の絵はがきを、ジャンルを問わず集めている団体とか、
検索してみたけれどやっぱりなさそうです。
使い道はどうであれ、欲しがっている人がいるならもらってほしいし、
他に何かいいアイディアがあれば知りたい。
うーん、この件についてはもう少し寝かせておくかぁ……。

Labels

Archives

Recent Posts

Profile

桜衣淑乃(SAKURAI Yoshino)
めんどくさがりやの凝り性
ラクをするための手間は惜しまず
お茶と焼き菓子とぬいぐるみが好き
本館サイト「花楽紗【KARAKUSA】」

HOMETOPCONTACT

Powered by Blogger | Designed by QooQ