ずっと昔に録ったまま放置していた
「ニュー・シネマ・パラダイス(完全オリジナル版)」をようやく消化。
以下のメモにはネタバレを含みますが、古い作品なので、もういいかな?
劇場公開版は見たことがなくて、
これが初めての「ニュー・シネマ〜」だったのですが、
さっきちょっと検索かけてみたら、
私が見たこのオリジナル版と劇場公開版では
尺の長さ(173分と123分)だけではなくて
だいぶテーマが違ってきているみたい?
実際に見比べてみないと何とも言えませんが、
何も知らないままオリジナル版を見た印象としては
ちょっと長いような、再会のエピソードが余分な気もしていたので
そこらへんをばっさり切ったという劇場公開版の方が
もしかしたら好みだったかもしれないなぁ。
「泣ける」「名作」と誉れ高い作品だけれど
私の涙腺は世間一般とはだいぶツボがずれているらしくて、……。
でも、心の奥の深いところで何かが残っていますよ、今でも。
光を失ってからのアルフレードは、本人が言っていたように
いろいろなものが「見えて」いたのかもしれないねぇ。
トトの才能とか、未来とか、「目には見えないもの」の全てが。
(まるで、お風さんのようだ)
私にとっては、今のところ、大感動ー!という作品ではないのですが、
ずっと気になっていた作品なので、見ることができてよかったです。